また1か月後の更新になってしまいました……。最近は少しずつ涼しく過ごしやすい日も多くなり、秋の気配を感じるようになりましたね。夏の疲れも出やすい頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
先月19日、横浜の山手ゲーテ座にてオーボエとのデュオリサイタルをさせていただきました。オーボエの磯部さんとは以前早稲田大学に在学していた時の友人で、音大ではないのに同じ音楽仲間に偶然出会うことができ、そんな彼女とこうしてコンサートができるのはとても素敵なことだなと感じています。
前回は二人で「動物」をテーマにコンサートを行ったのですが、今回は「山」をテーマにイメージを膨らませ、色々な山の表情を映し出せるようなプログラムを作ってみました。
磯部さんはコンサートの3日前に留学先から帰国し、それから合わせという強行スケジュールではありましたが、私にとっては久しぶりのアンサンブルで、ソロとは違う音楽の掛け合いやコミュニケーションなど、とても楽しむことが出来ました。(アンコールの一部をツイッターまたはインスタグラムよりお聴きいただけます♪)
大学時代の恩師も聴きに来てくださり、沢山のアイディアもいただいたので、また次回二人で新たなテーマで取り組めたらと思っています。

そして今月9月30日には、同じく山手ゲーテ座にてソロリサイタルを行います(詳細はこちら)。親しみやすい名曲を多く取り入れたプログラムとなっていますが、前半カプースチンからドビュッシーの第1曲目まではハ長調つながり、没後100年目を迎えるドビュッシーの「子供の領分」の後は、秋らしく月の名曲2曲を演奏いたします。様々な時代の曲が飛び交う(?)プログラムとなっていますが、芸術の秋への入り口として、音楽に浸るひと時を楽しんでいただけたら幸いです。